●PACSとは、主に医療において使われるシステムであり、日常院内で行われる検査画像をデジタルデータとしてネットワーク上で管理、処理を行うシステムです。
●当院では、2012年3月に日立社製『Image Conciel』を新規導入しました。
従来フィルムで画像診断を行っていたレントゲン写真やCT、MRI等の検査において高画質かつ高レスポンスな診断を可能にし、また上記検査以外に超音波、内視鏡、骨密度検査も含め院内すべての画像を伴う検査結果を同様に一元管理し診断する完全デジタル化に移行しています。
このシステムのメリットとして
1 検査後すぐに画像参照が可能なため、診察までの待ち時間が短縮されます。
2 患者様の過去のデータが劣化することがなくなり、保存性が向上し、過去の検査データとの比較診断が容易になります。
3 医師がモニター上で拡大、濃度変換等様々な処理ができるため、従来のフィルム診断に比べより多くの画像情報が得られます。